経緯
旧松澤家は、弘化元年(1844年)に建築されたと言い伝えられています。
平成8年の家屋新築に伴い、取り壊された松澤家住宅を学術調査した北区教育委員会は、
荒川流域の地域的特徴を残し、当時の大規模農家の形式を比較的良好にとどめた建物として、
平成11年に北区の歴史や文化を理解する上での貴重な文化遺産であるとして北区の有形文化財に指定しました。
そしてこのような区の文化財産を次世代に継承し、広く区民が親しむことが出来るような体験学習施設としての活用を目的として平成15年から赤羽自然観察公園内に移築復原するための工事にとりかかり、
平成17年4月に
北区ふるさと農家体験館としてオープンしました。



平成8年12月      松澤家解体予定に対し、文化財として保存決定

平成9年1月14日    解体工事開始

平成9年3月14日    解体工事完了
                建物部材は赤羽緑道公園パークブリッジ倉庫に一時保管
               民具類は北区立桐ヶ丘郷小学校4階の空き教室に保管

平成10年3月9日    北区赤羽自然観察公園への移築復原決定(東京都北区)

平成11年3月31日   東京都北区指定有形文化財として文化財指定(北区教育委員会)

平成15年10月15日  公園での復原工事開始 

平成15年12月      KPS(古民家パートナーシップ)メンバー募集

平成16年1月24日   KPS(古民家パートナーシップ)発足

平成17年3月14日   復原に伴い名称等について現状変更

平成17年4月17日   北区ふるさと農家体験館落成式

平成19年4月1日    北区ふるさと農家体験館運営協議会発足(北区よりの委託開始)     
 

上棟式