へっつい
ふろば
かって
どまにある「大がま」 二つ並んでいるのは「へっつい」
カマドは主に味噌作りや馬の餌作りなど大量に調理する場合に使用
へっついは日常の炊飯等に使用されていました。
洪水の被害で流されることが多かったため通常のいろりではなく、どま囲炉裏で
直接火を焚いて調理していました。
ふろばといっても風呂桶はなく、スノコの上でお湯を体にかけ流す形での入浴だったそうです。
すのこの下には排水を貯めるおけが地中に埋め込まれていて上の写真でわかるように外側から貯めた排水を農業用として使用していました。
床は板張りで、家族の食堂、居間、作業場として多目的に使われていたそうです。
おくのま
へっついの横の背戸の奥に座って使う「座り流し」があります。
庭の井戸から手桶で汲んできた水をかめに入れて使用していました。
正面には「無双窓」と呼ばれる明りとり用の窓があります。
これは左右に水平に動かして開閉することで、換気の調整もできます。